元気な赤ちゃんのために

昔と今の指導の違い

料理

以前の妊娠中の食事指導では、「小さく生んで大きく育てる」という言葉にあるように、なるべく体重を増やさず楽に赤ちゃんを産むことが理想だとされてきました。しかし、最近はあまり小さく生まれた赤ちゃんは、将来生活習慣病のリスクが上がることが分かってきました。現在は、妊娠前の体重と身長に基づいたBMIからその人に体型にあった妊娠中の体重増加量の目安が計算され、それに沿った食事指導が行われています。また、以前はアレルギーを予防するために、アレルギー性のある食品を控えることが推奨されていましたが、現在ではそれも誤りで、かえって赤ちゃんが将来アレルギーになるリスクが上がってしまうことが明らかになりました。妊娠中の食事と赤ちゃんの関係はまだ研究途上の分野ですので、これからも新しい常識が生まれるかもしれません。

時期ごとの食生活

妊娠初期はつわりなどの影響もあって、食事がうまく取れないこともあります。そんな時は、なんでも食べられるものを食べ、かえって痩せてしまう事のないように気を付けましょう。酸味のある物が食べたくなると言いますが妊婦さんごとに、食べられるもの、ダメなものが違ってきます。自分にあった調理方法を見つけましょう。妊娠中期、つわりが終わると今度は食欲が増してきます。この時期は特に体重も増えやすいので注意が必要です。なんでも食べられるようになったらバランスの良い食事を心がけ、夜間の間食などは避けて、うまく体重をコントロールします。妊娠後期になると、今度はお腹で胃が圧迫されて一度にたくさんの量が食べられない場合があります。何度かに分けて少しずつ食事をすると良いでしょう。